楽々ライティング講座|Lesson2--「2灯ライティングの基礎」

2灯目を背景に回してみよう

さて、前ページまでで「最も簡単で、とりあえず無難に撮れるライティング」を試してみました。次に、2灯あるメリットを本当に生かせるように、さらに進んだライティングを試してみましょう。1灯をフロントに残したまま、2灯目をモデルのサイドから当ててみます。より立体感のある表現になり、背景も明るくなりました。モデルの足下の影もスッキリと見せています。

2灯目はバックの明るさを上げることを意識

撮影例A撮影例B

このページの作例(右写真)では、1灯目をフロントトップに残し、2灯目をサイドから当ててみました。この2灯目のライトは半逆光気味にモデルにも当たっているため、モデル自身に陰影がついて立体感が出ている点に注目してください。同時に、この2灯目のライトは背景の白バック紙を明るく鮮やかな白に表現しています。

モデルの後ろ側にでていた影は、自然な形でサイドに流れています。絵的には、このほうが落ちついて鑑賞できるといえるでしょう。このクオリティの写真であれば、たとえばネットショップで掲載しても十分なのではないでしょうか?

撮影風景


白バックの場合、モデルと背景までの距離に神経質になる必要もありませんが、自分なりに試行錯誤してみて、影を極力きれいに消せる立ち位置を探ってみてください。まず、フロントのライトAだけを点灯して、いちばん影が目立たない位置を探り、その後ライトBで背景をきれいに白く出せるように工夫してみるといいでしょう。


上からの撮影風景を見て、ライトBの位置を確認してください。この位置から回った光には(1)バック紙を照らしてきれいな白を表現する、事に加えて、(2)バック紙に反射した光が半逆光気味にモデルをライティングする、というメリットがあります。モデルの髪や体の右側(向かって左)の立体感や、全体としてのメリハリに注目してみてください。バック紙に反射した光が半逆光気味にモデルをライティングする、というメリットがあります。

※注
作例写真はレフ板なしで撮影していますが、この撮影風景例ではモデルの左横(カメラマンから見るとモデルの向かって右側)に、レフ板(C)が入っています。もし、作例の状況でモデルの顔が暗いと感じたり、モデルのシャドウ部分のディテール(洋服などの細部)が見えにくいと感じた場合、この位置にレフ板を入れてみてください。

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